上履き洗いの時には、たいてい洗剤を使って洗っていると思いますが、洗剤の代わりになる物、上履きがきれいになる何かがあるのでしょうか。

もしあるとすれば、それはどんな物でしょう。

調べてみたいと思います。

汚れが落ちる仕組み

衣服に付く汚れの大半は、水だけでは落とせない皮脂などの油汚れです。

これに界面活性剤を加えると、その分子が繊維や汚れに吸着し、親油基(「疎水基」といい油になじむ部分)と親水基(水になじむ部分)の働きで、汚れを落としていきます。

引用:日本石鹸洗剤工業会 (JSDA)

上履き 洗剤 代用

洗剤と同じ働きをするもの

食品添加物で石鹸成分(界面活性剤)

・重曹

「重曹水」:(1)40℃前後の湯(100ml)に対して、小さじ1杯の重曹が基本分量

→重曹は水に溶けにくい

(2)重曹がすっかり溶けるまで、十分に混ぜる

(3)スプレーに入れて吹き付けてこする

→スプレーの口がつまりを起す

※スプレーの口が詰まったら、スプレーの頭の部分を熱湯に浸けると直ることがある

アルカリ洗剤や界面活性剤と同じ働きを持つ重曹水は、酸化した汚れ(油汚れや皮脂汚れ、石鹸カスなど)を落とします。

「重曹クリーム」:(1)重曹がクリーム状になるまで、水で溶いていく

→重曹は、クレンザーよりも大きい粒子だが、硬くないので傷をつけにくい

(2)汚れた部分のクリームを塗りつけて、こする

歯磨き粉に含まれる研磨成分

・歯磨き粉

酸素系の漂白剤(アルカリ剤の過炭酸ナトリウム)

タンパク質を分解、油を乳化させるアルカリ成分

・木灰

・ワラ灰

・海藻灰

・尿

・鶏糞など

「木灰の灰汁」:(1)桶の水に灰を溶かす(入れる)

(2)底に蛇口を付けてしたたる灰汁を貯める「灰汁(アク)桶」

→洗浄剤として使用

サポニンという天然の界面活性剤

・植物(ムクロジ・サイカチ・大豆・米など)

「サポニンの「非イオン性で中性」の成分」

・サポニンを含むムクロジの果皮と水を混ぜて振る

・サポニンを含むサイカチの果実のサヤは石鹸になる

・米や大根、大豆などから溶け出たサポニンが油汚れを落とす

汚れと結合した高分子コロイド物質が高分子の不溶性物質となって汚れを落とす

・小麦粉

・フノリ

・卵白

・麺類のゆで汁など

高分子コロイド物質+汚れ=高分子の不溶性物質

・高分子コロイド物質を含む小麦粉、フノリ、卵白、麺類のゆで汁などが汚れを取る

多孔質で吸着性、脱色性に優れ汚れを吸い取る

・フラー土(粘土)

「「フラー土」という天然の粘土」

・酸性白土のモンモリロナイトが主成分の洗濯粉

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まとめ

今は、優秀な洗剤がたくさん出回って、洗濯機もあって、凄く楽に便利になりました。今回、上履き洗いの洗剤の代用できる色々なものを探してみました。昔の資料も探してみました。が、今もなお利用できそうな方法としては、「重曹」と「歯磨き粉」と「酸素系漂白剤」などではないでしょうか。機会があれば、今ある洗剤と組み合わせて利用してみてください。よりきれいになるはずです。使用方法に従って、使ってくださいね。換気も忘れずに!

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