スーパーの洗濯石鹸売り場には、大手メーカーや海外製など、どれを選べば良いのか迷うくらいにたくさん並んでいますね。
今回は、そんなたくさんの中から、上履きの臭いや黄ばみが消える洗い方や、消す方法について解説しましょう。
臭いの原因
なぜ上履きが臭うのかというと、上履きの中で雑菌が繁殖する時に出る腐敗臭が原因です。
黄ばみの原因
黄ばみは、すすぎ不足と、干す時の直射日光が原因で起こります。
せっかくきれいに洗った上履きが、臭う・・・ショックですよね。
そこで上履きがすっかり乾いたのを確認してから、次の方法を試してみてください。
上履きの臭いを消す方法
重曹を入れる:臭いの元を吸収する働きがある
→スプーン1杯分の重曹を上履きの中に直接入れる。上履きを密閉袋に入れて、数分間、振る
※あとは重曹をよく払ったら、ニオイはなくなっているので普通に履ける
乾燥剤と10円玉を入れる:銅には高い殺菌効果がある
→上履きのつま先に乾燥剤と10円玉を数枚入れて、密閉袋に入れて1日ほど放置する
冷凍庫に入れる
→上履きを密閉して丸1日ほど冷凍庫に入れると、ニオイの原因菌が死滅する
※自然解凍ができたら、無臭になっている
・・・など
きれいに洗った上履きが、黄ばんでいたらがっかりしますね。
残念ながら黄ばんだ時は、洗い直しが早道の様です。
上履きの黄ばみを消す方法
台所用洗剤とクリームクレンザーで洗ったあと、歯磨き粉で仕上げる
→黄ばみが取れて爽やかなニオイになり、糊効果も出る
※注意:洗剤を残らない様こまめに泡切り
50℃ほどの熱い湯と固形石鹸で、泡をたくさん立てながら洗い直す
※たくさんの泡を立ててこすり洗いのあと、すすぎもお湯で
それでも落ちなかったら・・・
50℃ほどの湯に粉末の酸素系漂白剤を溶かして1~2時間ほど浸け置き
※しみ抜きの分量を溶かし、よくすすいで干す
洗剤と酢を使って洗い直す
→洗い立てには差はない様に見えても、乾くと上履きは白くなっている
※40~50℃の湯に酢を200ccほど入れて数時間浸け置きのあと、すすぎは十分に
・・・など
浸け置きの効果
「浸け置き」は、本来「浸け置き洗い」の意味です。
「浸け置き洗い」の効果は、繊維の中まで洗浄成分が浸透して汚れが落ちやすくなることです。
汚れの程度によっては、ほとんどきれいになっている場合もあります。
浸け置き洗いの方法
①適量の洗剤や漂白剤などを溶かした40~50℃の湯を用意する
②あらかた砂や泥、小石などを取り除いた上履きを浸けて、数時間置く
浸け置き洗いのあとは・・・
黄ばみの原因は、すすぎ不足の洗剤残りでした。
黄ばみは乾いた時に現われる様なので、それを防ぐために水が透き通るまですすぎ続けることが重要です。
そして、もう1つは、直射日光が原因でした。
上履きを干す時に直射日光にさらして干すと黄ばむことがあるので陰干しをしましょう。
まとめ
せっかく洗い上がった上履きが、黄ばんだり臭ったり・・・本当にがっかりしますね。でも今回、黄ばみの原因も臭いの原因も分かりました。また、解決方法も分かりました。できそうな方法を試して、すっきりきれいになった上履きを子供達に持たせてあげましょう。